2014年11月22日土曜日

グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札

久々に映画観た。前のブログを確認すると9月初めだったから、約2ヶ月半ぶり。
学生時代を思えば、考えられないほど映画を観てない自分にびっくりだ。まぁ、高校時代は全然映画なんて観てなかったけれど。

『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』。
実話を基にしたフィクションらしいが、どのあたりが実話で、どのあたりがフィクションなのかが分からなかった。
そもそも、かつてのモナコ公妃が女優業出身だとは全然知らなかった。
冒頭、いきなりヒッチコックが出てきて、どんな関わりだ? と思ったんだけど、結婚して公妃になったグレース・ケリーに、新作『マーニー』の出演オファーをしに来たらしい。そのために宮殿にまで押しかけるヒッチコックの行動が実話なのかどうかは知らないけれど、少なくとも、それだけの存在だったんだということを知ったから、彼女に興味を持った。

今度、タイミングが合えばグレース・ケリーの出演作、観てみようと思う。おすすめあれば教えて下さい。

作品中、本当の自分がどういう存在なのかでグレースの心は揺れ動く。
今の立場の中で、どのように行動すれば良いのか。

詳細は、色んな場所に書かれてるから割愛するけれど、グレースの決断が見事だった。
しっかりと、公妃として、妻として、母として、役割を演じきろうというものだった。
たとえ銀幕の舞台からは身を引いたとしても、それでもやっぱり役者だったんだという感慨深さがあった。

シェイクスピアが、「この世は舞台、人はみな役者」という言葉を残してるけれど、やっぱり、そうなのかなと考えさせられた作品だったと思う。
私も、その時その時に、与えられている自分の役割を、しっかりと全うしたいと思う。

「私の人生はおとぎ話のようだ」とよく言われるけど、それじたいが「おとぎ話」だわ
by グレース・ケリー

ところで、グレースは、立場は違えど雅子様の葛藤とも通じる部分があるのかなぁと思ったりしたけれど、どうなんだろう・・・

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