2014年9月1日月曜日

マレフィセント

数ヶ月ぶりの映画だ。
学生時代には週に2、3本観に行ってたことを考えると、だいぶ生活が変化した。

ディズニー映画は最近家族愛とか人間愛とかを取り上げてて、話題になった『アナと雪の女王』も姉妹愛がテーマだった。
『マレフィセント』も、家族愛がテーマ。母子愛というか、義母子愛というか・・・

誰もが知ってる『眠れる森の美女』の悪役、マレフィセントに焦点を当てた作品。
人間の国の少年と、隣国、妖精の国の妖精が恋に落ちる場面から物語は始まる。
ありがちな展開だけど、少年はマレフィセントのことを忘れ果てて、人間の国の王子になる。そして、あろうことかマレフィセントの翼をもぎ取り、王に献上する。
これに怒り狂ったマレフィセントは、王子の子供に呪いを掛ける。16歳の誕生日に、永遠の眠りにつくだろうと。目覚めさせるには、真実の愛を誓い合った相手のキスが必要だと。
それからというもの、マレフィセントはことあるごとに呪いを掛けた相手である子供に干渉をしていく。赤ちゃんだった頃からずっと近くにいて、子供、オーロラも、いつしかマレフィセントを慕うようになっていく。

だんだん、マレフィセントのオーロラに対する想いに変化が見え始め、呪いを解こうと奮闘する描写もあったりする。この辺りから、オチは大体読めるんだけど、予定調和に向かって流れていく安心感があって、ゆったりとした気分で観れた。

ただ、作品として雑過ぎた。
深読みしようとするといくらでも深読みできて、本編がそもそもアウトラインでしかないんじゃないか、というような、そんな扱いも出来たりする。
もう少し、いや、もっと、感情を丁寧に描写してほしいと思う。

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