2012年10月2日火曜日

ハンガー・ゲーム

最近巷で話題の『ハンガー・ゲーム』を観てきた。
この映画、展開が『バトル・ロワイヤル』に似てるっていう評価を下してる人が多いらしい。
『バトル・ロワイヤル』に関しては全然観たことなくて、殺し合いの授業をするっていう程度しか知らないんだけど、少なくとも『ハンガー・ゲーム』はもっと深い話だと思う。娯楽作品ではあるけれど、社会派な感じが漂う。
そもそも、単にみんなが殺し合うだけなら、こんなに話題になるわけがない。

映画の舞台はある時代のある国。そこでは毎年ハンガー・ゲームという娯楽が開催されてる。これは、首都を囲む12の貧民地域から毎年男女1人ずつ、合計24人を選出して、特別に作られたドームで最後の1人になるまでサバイバルゲームを行うというもの。
きっかけは、昔起こった内乱らしい。政府を倒そうという動きがあって、その時には政府が勝利したものの、それ以降反乱を起こそうという気にさせないために、こういうゲームで国民に恐怖を植え付けてるっていうわけだ。

少なからずどの国にもありそうなメンタリティだ。

主人公は1人の少女。
妹が選出されたところを庇って自ら志願した。
得意の弓と知恵と勇気で生き残る。

原作は読んでないんだけど、楽しめた。
アメリカが抱える矛盾を描いた作品だけど、日本だってこういう部分があるんじゃないかなぁとか何とか。現行制度に甘んじてる部分とか。

今読んでる本が終わって、あと数冊早急に読みたいって思ってる本があるから、それが終わったら原作読もうかな。

この作品は3部作らしい。残り2作品、楽しみだ。

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